肌荒れにはどんなものが?

肌トラブルは肌のタイプによって異なり、大きくは以下の4つに分けられます。どのような肌を指すのか、それぞれの要因についてもみていきましょう。

マスクをすると肌荒れやニキビは増すのでしょうか?

マスクによる肌荒れが増えていると言われていますが、実際に皮膚科に来る患者さんは多くなっています。特にニキビで来院する方の割合が増えているのが現状です。そこでマスクをすることで肌荒れになる原因をお話したいと思います。マスクをすることによる肌荒れの要因としては、1.マスクによる擦れ(ずっと摩擦がある状態)2.蒸れ(温度と湿度が高くなる)3.汚れ(雑菌の繁殖)が挙げられます。その他、マスクを取ったあとの急激な環境変化もトラブルの元になります。マスクを外すことができないこの時期、以下のことでトラブルを軽減してほしいと思います。

<マスクの素材・大きさ選び>

一口にマスクと言っても、様々な素材のものがあります。

肌トラブルが気になる場合は、綿やシルクなど、刺激の少ない素材のマスクを選んでみましょう。マスクが擦れると、その部分の角質が厚くなり、ニキビが出来やすくなります。この素材をつけると痒くなるなど、自身の肌と合わないものを外していくことで、肌トラブルを軽減することができます。

また、サイズも自身の顔に合ったものを選んでください。サイズが合わないと、話す度にずれて擦れる要因になります。そして蒸れや汚れを防止するために、通気性の良い素材のものや、立体マスクなども効果的です。

<マスクを装着時の対策>

マスクをしていると、どうしても呼気で蒸れが生じます。マスク内の汗はこまめにふき取り、清潔に保ちましょう。装着する際も、刺激を抑えるためにそっと付け擦れないように気をつけてみてください。

ニキビの原因とお手入れは?

素材や付け方に気を付けていても、どうしても出来てしまうニキビ。ニキビができてしまうメカニズムとお手入れ方法についてお話します。

ニキビは、以下3つが主な原因です。

  1. 皮脂の過剰分泌 
  2. 毛穴の角質が厚くなる 
  3. アクネ菌増加

皮脂分泌が増え、そこにアクネ菌が増殖したり、刺激で角質肥厚が起きることで毛穴が閉じて、ニキビのできやすい肌環境になることで増えてしまいます。マスクは、その要因が全て揃ってしまう状況といえます。少しでも早く治したいと願うニキビ。マスク選び以外で日頃できるセルフケアを見ていきましょう。

意外と知られていない生活習慣・食生活と肌トラブル

つい、基礎化粧品や薬、マスクなど肌につけるものに目が行きがちですが、毎日の食事や生活習慣は、身体の内側からニキビや肌荒れに影響します。特にニキビが出来やすい時は、バランスの良い食事と充分な睡眠を心がけてください。

肌作りの土台となるたんぱく質を始め、肌の代謝を助けるビタミンC、血行を促進するビタミンE、皮脂分泌をコントロールするビタミンBなどを積極的に摂ってください。そして、活発な細胞分裂のために、質の良い充分な睡眠も欠かせません。決まった時間に就寝できるよう生活習慣を見直し、健康のためにも、肌のためにも深い眠りにつける工夫をしましょう。

セルフケアやマスク選びだけでは治らない時は

スキンケアに気を付け、生活習慣や食生活も整えても、なかなか治らない場合や、痒みが酷くなった場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。肌荒れやニキビで受診するなんて・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、セルフケアでも改善しないニキビは、痕ができたり、クレーターになってしまう場合もあります。皮脂結合湿疹や酷い痒みなどは、放置せずに、すぐに病院へ行くようにしましょう。

最近の皮膚科治療は、『ピーリング的塗り薬』を使うことが多くなっています。これは硬くなった角質を削り、中のつまりを取る薬です。以前は、抗菌薬を使うことが主流でしたが、抗菌薬は使っているうちに、耐性菌(薬が効かない菌)が出てきてしまうので、最近はピーリング的塗り薬を使い、以前より治りやすくなっていますので、早めの受診がいいでしょう。

まとめ

肌は健康のバロメーターと言われています。肌が荒れてきたり、ニキビが出来やすい時は、身体からのサインだと思い、生活習慣や食生活の乱れを見直し、セルフケアを心がけてください。きっと綺麗な肌も健康も取り戻せるでしょう。肌荒れ・ニキビが出来やすいマスク生活も、肌と健康を護りながら、上手に付き合っていってほしいと思います。

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